大量に飲料水を備蓄するときは2Lのペットボトルがおすすめ。ケース買いして日付をラベリングしてローリングストックしておけばいつでも安心して飲める水を確保できます。備蓄量の目安としては1人1日3Lを目安に家族の人数分×最低3日、または1週間分の飲料水をストックしておくことがおすすめです。

避難生活を送る上で大容量のペットボトルを使って水を飲む場合はコップを確保しなければなりません。コップを使ったら洗う必要がありますが、断水しているとそんな当たり前のことも困難に。500mlペットボトルであれば飲む分だけ小分けにして使うことが可能なので、清潔な状態を保ちながら水分摂取できます。

トマトジュースは野菜不足になりがちな避難生活の栄養バランスをおいしく整えてくれる非常食です。1本あたりの価格もリーズナブルでまとめ買いにもおすすめします。伊藤園の熟トマトはサラサラとした飲みやすいタイプなので、食欲が湧かないときにも飲みやすい味わいが魅力です。長期保存できるので備蓄にも最適。

トマトや野菜が苦手な人におすすめしたいのは充実野菜緑の野菜ミックスです。りんごやぶどうなどのフルーツが含まれているので、飲みやすい野菜ジュースとなります。1パックにほうれん草19枚分の鉄分が含まれているので鉄分不足を感じている人におすすめです。野菜ジュースとは思えないくらい飲みやすいので子どもさんがいる家庭にも最適。

調理不要で、缶を開けるとすぐにごはんのおかずになる鯖缶は非常食の定番です。鯖缶自体を温めなくても湯煎したレトルトごはんの上に乗せれば美味しくいただけます。避難生活中はストレスが溜まりやすくなるので、美味しい食事は数少ない癒やしにも。鯖缶以外にも複数種類の缶詰を組み合わせて備蓄しておくことをおすすめします。

避難生活中には新鮮な果物・野菜が手に入りにくいのでフルーツの缶詰も備蓄しておくと栄養バランスを整えることにつながります。パイナップルには食物繊維が豊富に含まれているので、胃や腸の調子を整えることにも。栄養面だけでなく、甘くて瑞々しいフルーツを食べればストレスの軽減にもなりますので、こちらも複数の種類を備蓄しておきましょう。

被災してライフラインが回復するまではいつも食べているごはんは「炊きあがるまで時間が掛かる」・「ガスを大量消費」するとなかなか食べられなくなってしまいます。お湯や水を注ぐだけで食べられるマジックライスを準備しておくと電子レンジ・ガスを使えなくても、温かい食事ができるので、備蓄しておきましょう。食べ慣れているお米があればストレス軽減につながります。

カップラーメンやカップうどんはお湯を注ぐだけで食事を始められる避難生活の必需品です。長期備蓄しやすく、いざというときもすぐに作れるのでおすすめ。味や種類が違うものを複数備蓄しておくと「もしも」のときに美味しいものを食べられるのでバラエティ豊富に揃えておきましょう。色々なものを食べられる準備は意外と重要です。

ごはんと一緒に湯煎して一気に作れる手軽で美味しいレトルトカレーも備蓄しておきたい非常食の1つです。避難生活はストレス負荷が高くなり、食欲が落ちがち。子どもから大人まで食べられるように甘口〜辛口と種類を幅広く備蓄しておきましょう。美味しそうな香りで食欲をそそるので、幅広い人におすすめします。

カレーに続き、レトルト丼の素はレトルトごはんと一緒に湯煎できるので、温かい食事を作りにくい避難生活を支えてくれる非常食となります。親子丼に限らず「牛丼」の素や「中華丼」の素を揃えておくと飽きません。ポイントはごはんと一緒に温めたり混ぜ込んだりすることで温かく、美味しい食事を作れるレトルト食品をたくさん選んで備蓄しておくことが大切です。

保存温度を気にしなくても長期間保存できるミックスナッツは非常食としても最適です。軽い・嵩張らないのに高カロリー、良質な脂質やタンパク質を豊富に含んでいます。味だけでなく、適度な噛み心地のナッツ類は避難生活のストレス発散にもつながるとされています。備蓄しておき、賞味期限が来る前におやつ・おつまみにしてローリングストックしてみましょう。

アウトドアの非常食として定番のチョコレートも嵩張らずに長期保存可能です。グリコGABAは心理的なストレスを軽減するアミノ酸を配合しているため、カロリーの補給だけでなく、ストレス緩和効果も期待できます。ベタつきにくいキューブ形状や、パウチ式で食べるときだけ開け閉めできる袋など、おすすめポイントが多いチョコレートです。味もいくつか揃えておくと子どもから大人まで摘めます。